E-flite Blade mCX |
1.はじめに(2009/1/15 初飛行) 米国製のバッテリ込み26.2g(実測)の「超ド級安定のマイクロ二重反転ヘリ」【Blade mCX】です。 驚くほど安定していますのでラジコンヘリの入門機としてお勧めです。又、中級、上級者向けの癒しヘリとしても最適かと思います。 「Walkera 4#3B」の練習の合間に飛ばしていますが別世界のようです。5才の女の子でもチャント飛ばせてしまう4CHヘリです。オモチャではありません。 米国の「A Main Hobbies」で購入しました。「Walkera 4#3B」のブラシレス化(2)でメインのブラシレスモーターを購入した店で信頼がおけます。 本体(プロポ含む)が$129.99、荷造送料(First-Class Mail International)が$25.79でした。当方、首都圏在住ですが発注後9日目に届きました。 2.スペアパーツについて 「A Main Hobbies」ではスペアーパーツも入手できます。航空便で発注後9日前後で届きます。 本日(2009/2/19)スペアバッテリとスペアモータが届きました。バッテリは純正品ではありませんが純正と同程度の飛行時間でした。(室温で約8分間) その後、使い始めて6ヶ月あたりから飛行時間が短くなりました。2個購入しましたが両方共、100バッテリ程度の寿命でした。純正の2個のバッテリは若干飛行時間は短くなりましたが現在(2009/9/9)まで健在です。 スペアモータも購入しましたが今の所、出番はありません。初飛行(2009/1/15)後、今日(2009/9/9)まで約8ヶ月間【340バッテリ】飛行させています 機体メーカーは米国で中国製のパーツが使われていますがそれなりの品質管理がなされているのでしょうか。モータの組付け状況はこちらをご参照下さい。 3.構造について 「Blade mCX」の構造体は軽量化のために極限まで無駄が省かれているようです。 ラジコンヘリの軽量化は色々な面でメリットがありますが「Blade mCX」の場合、これ以上の軽量化は無理なようです。 サーボユニットは基板一体型でサーボモータも4φ×9oの超小型です。スペアーパーツとしてサーボユニット単体も販売されています。 特筆すべきはブレードの構造で「Blade mCX」では左右のブレードが一体化(固定化)されています。この構造も安定化に寄与しているようです。 4.改造について 例によっていつもの改造(改悪?)の悪癖が出てしまいました。プロポの「Mode 1」への改造や充電器、プロポのACアダプタ化などを行いました。 (1)プロポの「Mode 1」への改造 純正プロポ(MLP4DSM)には「Mode 1」、「Mode 2」の切替スイッチが内蔵されています。左右の【ジョイスティック(参考画像)】の機能は切替えられますが「Mode 1」で使う場合、右側のスロットルレバーがスプリングで中立点に位置してしまいます。このため左右の【ジョイスティック】を基板から取外し入れ替える必要があります。 「A Main Hobbies」に左右の【ジョイスティック】が入れ替わっている「Mode 1」の純正プロポを納入可能か問合せしましたが残念ながら発売されていないようです。 基板から左右の【ジョイスティック】を取外す時にハンダ吸取器やハンダ吸取線を使うと上手く外せます。基板のパターンを損傷しないよう注意が必要です。 改造は各自の責任で行って下さい。 なお、【Blade mCX】は機体単体でも販売されています。下記の2.4GHz汎用プロポの「Mode 1」タイプが入手できればプロポの改造作業は不要になります。 E-flite LP5DSM Spektrum DX5e Spektrum DX6i Spektrum DX7 JR X9303 JR 12X 純正プロポ(MLP4DSM)は一見オモチャのようですが小型軽量で手にフィットし「手のひら離陸、着陸」の操作にはうってつけです。 (2)充電器のACアダプタ化 充電器は単三電池4本を使いますが電池の寿命が短いようです。室内ではACアダプタが使えるよう改造しました。5V DCのアダプタが接続できるようDCジャック(MJ-17)を電池回路と並列に取付けただけです。保護回路は付けていませんからACアダプタを使う時は電池を外しておく必要があります。 なお、充電表示LEDの回路が特殊になっていますから充電表示をさせるには回路用のバッテリ、単三電池1本を入れておかなければなりません。 改造は各自の責任で行って下さい。 (3)プロポのACアダプタ化 純正プロポは充電器と同様に単三電池4本を使いますが室内ではACアダプタが使えるよう改造しました。5V DCのアダプタが接続できるようDCジャック(MJ-17)を電池回路と並列に取付けただけです。保護回路は付けていませんからACアダプタを使う時は電池を外しておく必要があります。 改造は各自の責任で行って下さい。 5.その他 (1)【Blade mCX】の動画を撮影してみましたのでよろしければご覧下さい。 こちらは【Windows Media Player】で、こちらでは【YouTube】でご覧頂けます。 以前からビデオチャットに使っている「自動追尾カメラ(QCAM-200R)」で「Blade mCX」の飛行状況を撮影してみました。 こちらは【Windows Media Player】で、こちらでは【YouTube】でご覧頂けます。 船酔いしそうな動画ですが「Blade mCX」の撮影ではカメラがどうにか追従しています。「Walkera 4#3B」では無理かと思います。 6.おわりに (2009年7月4日現在) 「Blade mCX」の極似機(?)「Nine Eagles SOLO」が某国で発売されました。 http://www.nineeagle.com/ http://www.ehirobo.com/ 「プロポのモード切り替えはアンテナの向きを変えるだけのワンアクション、価格はmCXの半値以下、飛びも本家mCXとほぼ同じ超安定」とのことで「Blade mCX」の終焉が近づいたような気がします。 ネット情報によれば「Nine Eagles SOLO」はヒロボー株式会社が取得している【電動同軸反転ヘリコプターの構造に関する特許】問題をクリアして国内で正規品として販売されるようです。 http://www.rakuseimodel.co.jp/ |
重量 |
プロポ基板(表面) |
プロポ基板(裏面) |
ACアダプタ化 |
純正プロポ |
充電器 |
バッテリ |
スペアモータ |
モータ組付け状況 |
メインフレーム |
サーボユニット |
ブレード組付け |
フライバー |
Oリングの劣化 |
【準備中】 | 【準備中】 |